ビジネスや文化、マスコミ、医療、仕業…地元関西のみならず日本中、世界中の様々な分野で活躍する女性を輩出し続ける大阪女学院。企業や大学と連携した多彩なキャリア教育・イベントや、キリスト教の教えに根差した独自の進路指導について、進路部長の廣田雅司先生にお話をうかがいました。

進路部長 廣田雅司先生

キャリア分野別進路ガイダンス
指導内容としては、中学1年生から生徒・保護者を対象にした「進路説明会」を実施します。生徒だけでなく、保護者も学校と共通の意識を持って進路を考えてもらうことが重要です。
中学2年生では、就職についての専門企業であるリクルートの方に来てもらって、実際に社会に出たときに必要な力とはどういう力なのかを話してもらいます。机上の勉強だけではなく、クラブ活動や学校行事などいろいろなことを一生懸命やらないと、コミュニケーション能力など社会に出た時に必要となる力は身につかない。そうした将来必要となる力について考える機会を与えます。また、中学2年生を対象に、さまざまな分野で活躍する卒業生を講師にして話を聞く機会を設けるなど、中学段階から自分の将来を考えるきっかけを作っています。

廣田先生が保護者の方に推薦している著書「ワーク・シフト」。
2025年、世界ではどのような働き方をしているのかを考察しています。
これから社会に羽ばたく生徒たちにとって参考になる示唆に満ちた1冊です。

進路ガイダンス

学校別ガイダンス

英語・現代文特別講義
高校1年生では、専門家に大学進学や就職に関する講演会をしていただく「進路ガイダンス」や、事前のアンケート調査で生徒が興味を持った約20分野について、それぞれの大学の先生方が講演をしてくださる「分野別進路ガイダンス」を行っています。また、夏休みには大学のオープンキャンパスへの参加を促します。 高校2年生では、全員が大学のオープンキャンパスに参加します。11月には、約50の大学や専門学校の先生に来校いただく「学校別進路ガイダンス」を実施します。京都大学、大阪大学や神戸大学といった国公立大学、早稲田大学、青山学院大学や明治大学といった私立大学のほか専門学校まで、幅広い学校の先生方からそれぞれの学校や学部の説明を受ける深みのある内容です。
高校3年生は、代々木ゼミナールの講師をお招きして7月には「英語現代文特別講義」を行い、12月にはセンター試験に向けての対策を講義していただきます。
他にも全学年を対象に、教育実習生から現在通っている大学の紹介や受験に対するアドバイスをしてもらって、生徒たちにより身近でタイムリーな話を聞かせています。また、2014年度からは進路を考えるきっかけとなる「夢ナビ」というサイトとのタイアップも高校1年生でスタートさせました。生徒が書いた関心のあるキーワードに対する講義が視聴でき、各大学の先生からのメッセージも届くという仕組みで、自分に合った大学選択に少しでも役立ててもらいたいと思っています。
大阪女学院Voices of Graduates
http://www.osaka-jogakuin.ed.jp/voices/
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大阪女学院公式HPでは様々な分野で活躍する多くの卒業生へのインタビューを
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