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兵庫・仁川学院中学校高等学校


宗教的な雰囲気の中、自らの存在を考える

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聖フランシスコ修道会によってマリアの園幼稚園が設立されて以来、子どもたちの成長に合わせて中学校、高等学校と次々に開校されてきた仁川学院。校内には聖フランシスコ像や聖コルベ像などの他、「宇宙軸」と呼ばれる芸術作品モニュメントもあり、宗教的な雰囲気の中、自らの存在を考える、思考の場としての空気を漂わせています。
 自らを知ることが学びにつながるという考えの下、カトリック学校でありながら、座禅や写経などの課外授業、剣道などの授業もあり、ユニークな教育を実践しておられます。


「捨てて仕える」ことの幸せを

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「欲深く、迷いがあるのが人間なら、与えられた中で工夫していけるのも人間です。そうした中で年を重ねて振り返ってみると、導かれたとしかいいようのない場所にいる、それが人生だといえます。自己実現のため、というと自分中心になってしまうことが多いのですが、自己に『こだわって守る』よりも『捨てて仕える』方が尊厳をもって生きることができます」と園田善昭学院長。生徒たちには、そういう生きるためのコツを折あるごとに伝えているといいます。

教科を超えた知のまじわり


 『宗ぐ(つなぐ)』と『際わる(まじわる)』をキーワードとして実践されている仁川学院の教育。一般的に学力といわれますが、生きていく上で必要なのは「学(知識)、術(スキル)、観」の3つ。知識やスキルに偏りがちな現代社会においては、「学」「術」ではなく、「観」の教育、つまりどう生きるかという哲学的視点をベースにした人間学力の熟成をめざさなければならないと考えています。

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 「仁川学院では、教員は授業で知識を伝えることはもちろん、折に触れて『自分のドラマを語れ』といっています。『教えるとは共に希望を語ること、学ぶとは真実を胸に刻むこと』というフランスの詩人、ルイ・アラゴンの言葉を教育の基本と考えています」と語るのは松井仁副校長。全コース1日7時間、週35時間制を導入。キャリア教育につながる講座選択制の『仁川タイム』を導入し、幅広い分野の力を育んでいるといいます。
 希望に向かって日々研鑽し、新しい話題で次々に好奇心を刺激してくれる、そんな教師のもとで育つ生徒は、きっと次代を素敵な世界に彩ってくれることでしょう。


仁川学院
〒662-0812
兵庫県西宮市甲東園2-13-9
TEL 0798-52-0551(学院事務局)
http://www.nigawa.ac.jp/

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