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小林聖心女子学院/体育祭



6学年対抗の競技はどの学年も真剣そのもの
 

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 毎年10月に開催される小林聖心女子学院の体育祭。中1から高3まで、学年対抗で競い合うのが特徴です。学年対抗なので、高3が圧倒的に有利かといえば、そうでもなく、種目によっては、中学生が首位を獲得したりするので、各学年、白熱した競技が繰り広げられます。

 小林聖心女子学院の各学年には、入学年次によって赤、青、黄、ピンク、オレンジ、緑といった学年のカラーがあります。生徒がそれぞれ自分達のカラーのはちまきをするのはもちろん、保護者席を見ると、わが子のカラーのTシャツを身につけた方や全身そのカラーでコーディネートした方などが9割近く。それだけ同校の行事の中でも注目されている行事なのです。

それぞれが持っている力を出し切る日 
 

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最初の競技から応援は白熱し、かなり熱気あふれる体育祭です。リレーや障害物競走など、足の速さを競う競技では、各学年選りすぐりの選手が走り、中1生が年上の生徒を追い越し健闘すると、先生方や保護者から注目が集まり、拍手がおこることも。一生懸命走るので、転倒したときのダメージも大きいもの。それでも選手たちは最後まであきらめずに走っていました。

応援する生徒も真剣そのもので、一競技が終わるごとに一喜一憂。リレーでは、全員が走り終わって満足な結果を得られなかった学年の生徒が、泣き出すシーンも見られました。
綱引きや玉入れ、騎馬戦なども行なわれ、どの生徒も持てる力を精一杯発揮。綱引きの組み合わせも全くの抽選で決められるので、高校生と中1生の組み合わせになることも。たとえ、傍目から見ると不利と思われる戦いにも、最初からあきらめず、精一杯向かっていく様子がさわやかでした。
「中学生たちも皆、自分たちが負けるとは思っていません。本気で食いついていっても、相手の経験による知恵が働いて負ける競技もあります。そういった様子を見て『来年は自分たちもああしよう』など、肌で学んでいるんです」と広報ご担当の松岡先生。
足が速い生徒はもちろん、そうでない生徒も、自分の得意な競技や応援などで、力を出し切っている様子が伝わってきて、とても熱いハートを感じました。

リーダーシップを発揮できる環境

 とても熱気あふれる体育祭。この行事をはじめ、同校では、生徒会や行事ごとの委員会を中心に、ほとんど生徒たちが自らの手で運営を行なっています。
「年々白熱する傾向にありますので、教員の仕事は生徒の勢いをセーブさせること。練習段階ではもちろんですが、体育祭当日も熱中しすぎてプログラムの進行が遅れたり、大きなケガがないよう、冷静さをプラスするように努めています」とのこと。
それだけ熱中する体育祭が終わると、中学校では、間をあけず合唱コンクールが控えています。切り替えの早さも同校の生徒たちの特徴で、今やるべきことに一生懸命取り組み、けじめをわきまえているようです。
「リーダーシップを発揮できる生徒は、それが必要な場面であれば、ものおじせず仕切っています。全国の聖心女子学院の代表が合同で海外研修に行くことがあるんですが、他の学校より人数が少なくても、気がつけば小林聖心の生徒が仕切ってたりします(笑)。これは、教員同士の研修の際もそうなので、小林のカラーかもしれませんね」と松岡先生は笑います。
「もちろん、リーダーシップをとる子の傍でサポートする子もいるからリーダーが目立つ、ということもあります。体育祭でももちろんですが、どんな場面でも自分に合った参加の仕方で、積極的に参加し、ポジションを形成していける力が様々な行事で身についていってくれれば、と願っています」。
各方面で卒業生が活躍している小林聖心女子学院。彼女たちが自分自身を活かす秘訣は、先輩方から受け継いだ伝統と、細やかな目で見守る先生方のもと、育まれているようです。
 

 

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