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六甲中学校

70年の伝統を誇る全人教育

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六甲学院は、昭和21(1946)年に設立されたイエズス会による日本最初の中等教育学校で、キリスト教の精神を背景とした全人教育を重視しています。「MAN FOR OTHER(他の人々のために生きる人間に)」を教育方針とし、人間が持っている様々な能力は他者のために役立ててこそ意味を持つ、ということを6年間を通じて学びます。

特に「訓育」とよばれる生徒指導の取り組みはユニークで、校内とトイレの清掃指導・監督、遅刻の防止活動に取り組んでいます。これらの取り組みは生徒主導で行われ、立候補制度によって中学3年生から高校3年生までの36人が訓育委員に選出され、後輩などの指導につとめています。また、中学1年生を1学期間指導する指導員が高校2年生から選ばれ、朝礼前と昼休み、放課後に1年生の教室を訪れ、後輩たちを指導します。この指導は夏期の久美浜キャンプまで行なわれ、この指導を経て中学1年生たちは「六甲学院生」としての考え方やふるまいを身につけていきます。この時期の指導員からの指導は、ときに教師を超えた教育効果をもたらすこともあるそうで、先輩から後輩へと脈々と受け継がれてきた精神の力強さを物語っています。



改めて見直される清掃教育や身体教育

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六甲学院というと、上半身裸になってのトイレ掃除や中間体操が特徴的ですが、これは知性に偏らないバランスのとれた人間形成に深い関わりがあります。近年、全国の公立中学校や高等学校などでトイレ掃除による清掃教育が行なわれていますが、六甲学院では創立以来ずっと取り組んでいます。

「トイレ掃除はやればやるだけきれいになりますし、気持ちが緩んでいるとそういう仕上がりになります。ある意味自分自身のそのときの状態の鏡ともいえるでしょう。集中して取り組みことで、細々とした心配事も忘れることができ、リフレッシュできます」と同校。

2時間目と3時間目の間の20分休憩を利用した中間体操も、身体づくりとともに同様のリフレッシュ効果が得られます。上半身裸になってグラウンドを走るのですが、勉強で疲れた頭をリフレッシュさせ、爽やかな気分で3時間からの授業に臨めます。

「保護者の方が『うちの子ついていけるかしら』と心配されているような子でも、入学後しばらくすると当たり前のように走っていますし、トイレ掃除もしっかりしてくれます。中1生も2学期頃になると、協調性や連帯感というものが自然と身についているのが明らかにわかります」。


しっかりとした学力を身につけ希望の進路へ

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学習面では、自主的に目標を立てて、その目標にふさわしい学力を身につけていくことが重視されています。勉強一本槍のカリキュラムではないながらも、進学校として高い実績を上げているのは、長い歴史の中で培われたノウハウがあるからです。

「入学時に多少成績が悪くても、中高の6年間でまじめに授業を受けていれば、驚くほど学力は伸びていきます。そのようなカリキュラム構成をとっていますし、追試や補習などのフォロー体制もしっかり作っています。クラブ活動や奉仕活動、各種委員会など、本校は勉強だけでなくさまざまなことにチャレンジできる学校です」。

実際、クラブ活動等を積極的にやりながら、希望の進路を実現している先輩が多いのも特徴。愛校心の強いOBが多く、卒業後も生徒と学校との間の結びつきも強いとか。また、保護者も積極的に六甲学院の教育に参加、協力し、六甲学院に関わる人々が大きな包容力を持って生徒たちを育んでいるといいます。
「進学指導では早い時期に明確な目標を立てた生徒が良い結果を残しています。本校での学生生活を通じて夢を見つけ、さまざまなことにチャレンジしながら総合的に人間力をつけ、夢の実現に向かっていってほしいですね」。

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